本田 直之:レバレッジ・リーディング

本田 直之:レバレッジ・リーディング | 螺旋日誌

レバレッジ・リーディング
本田 直之
東洋経済新報社 (2006/12/01)
売り上げランキング: 99

 この本を図書館で借りて読んだら、内容に「ビジネス書は自腹で買え、図書館なんてとんでもない」というような事が書いてあって「なんてこった」と思った。


 著者は年間100万円(!)を本の購入費に充てているらしいが、その100倍のリターンを本への投資によって得ているから決して分の悪い話ではないという。
 果たしてそうだろうか?10万の投資でその半分のリターンを得た方がいいのではないか。500倍である。
 私は、ビジネス書(に限らず、本の多く)を借りて読んでいる。これは!と思った本だけ購入して手元におけばいい。
 新しさは求められず、時代で変わらない基礎的な書籍を読む場合は、とりあえず借りて読むのも貧乏人としては可能な限りの贅沢であると思う。
 本を読むことが「自分への投資である」という考え方には大いに賛同できるし、まずその意識を持つことが必要だ。この本に書かれている読書法は読書に対する新しい姿勢を考えるきっかけとしては十分に役立つだろう。

タグ . ブックマークする パーマリンク.

Tatsuya/spyral について

アラフォー雇われ機械設計技術者。 試作・工作機械・航空機・自動化ラインなど広く浅くやっております。 岡山県在住。大阪、名古屋に在住歴。 熱しやすく冷めやすい、広く浅いオタクです。 二次元ではない嫁を探しています。結婚しました。 ガジェット、カメラ、Android、プラモ(AFVほか雑食)、フィギュア造形、に興味があります。3DプリンタはZortrax M200、Photon所持していますが大抵遊ばせているのでご依頼いただけれれば出力可能。 フィギュアの造形できないけどなんとなくワンフェス・ガレキ勢。 読書目標は100冊/年。(永遠の課題)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください