博士の愛した数式

博士の愛した数式 | 螺旋日誌 「博士の愛した数式」が、映画化されたらしい。1/21より公開。公式サイト
 原作本は「第一回本屋大賞」という、全国の本屋さんが読んで欲しい本を選んだ賞に選ばれており、実は私も原作単行本を持っている。何度か読み返したけれど、読んだ後は気持ちがすぅっと晴れ渡るような、そんな何か優しい気分にさせてくれる本だ。

数式という一見小難しく思われるものから溢れる美しく温かな愛。そして、日本人が本来持っている「美しさ」「清らかさ」。「今」という時間の喜びと、心に生き続ける大切な人の存在―

(公式サイトより)


博士は記憶が80分しか持たない。そんな病気。

 ジャケットの裾にはいつもそのことを記したメモが張られている。いつも数学のことを考えていて、しかも80分で記憶がなくなってしまう。そんな理由で変わり者だと思われている博士。そんな博士の身の回りの世話をするホームヘルパーとして、杏子は博士の家の門戸を叩く。
やがて彼女に子供がいて、一人で留守番をしていることを不憫に思った博士は、その息子も家へ来させるように、と言う。父親の居ない息子は博士にすぐに懐き、「ルート」という名前で呼ばれるようになる。
そんな3人の、ちょっと切ないけれど心温まる物語なのです。(表現が稚拙ですが…)

 数学者という職業病(?)なのか、博士はどんな数字にでも意味を見出す。杏子の足のサイズ(24)を問い、それが4の階乗である、すばらしい、といった具合に。詳しいことは公式サイトに色々乗っているので、一度見てみてほしい。というか、本読むか映画を見よう。うん。

 博士役に寺尾聰さんが選ばれているが、この配役私が思ったとおりの「博士」像だと思う。いや、見た目だけで思っただけかもしれないけれど。きっと寺尾さんだったら内容(演技)も素敵だろうなぁ、と。

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Tatsuya/spyral について

アラフォー雇われ機械設計技術者。 試作・工作機械・航空機・自動化ラインなど広く浅くやっております。 岡山県在住。大阪、名古屋に在住歴。 熱しやすく冷めやすい、広く浅いオタクです。 二次元ではない嫁を探しています。結婚しました。 ガジェット、カメラ、Android、プラモ(AFVほか雑食)、フィギュア造形、に興味があります。3DプリンタはZortrax M200、Photon所持していますが大抵遊ばせているのでご依頼いただけれれば出力可能。 フィギュアの造形できないけどなんとなくワンフェス・ガレキ勢。 読書目標は100冊/年。(永遠の課題)

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