平面いぬ。

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posted with amazlet on 06.09.21

集英社 (2003/06)
売り上げランキング: 6,231
おすすめ度の平均: 4.09

3 おもしろかったです
5 珠玉の四編
5 「BLUE」

 毎回のことだが、不思議な雰囲気がする。裏表紙には「ファンタジー・ホラー」などと謳われているが、決してホラーでは無いし、ファンタジーでもないだろう。非現実的なことが起こっているという意味ではファンタジーなのかもしれないけど。さわやかな切なさが残ってしまう、そんな4つの作品を収録した短編集だ。


 個人的な感想だけど、この短編集にテーマを掲げるなら「喪失」という言葉がしっくりくる。もちろんその様なテーマは設定されていないし、実際に読まれた方からは笑いを買うかもしれない。本当に話の構成は様々なのに、色々な人たちが何かを失っている。作品のタイトルや内容の焦点のものが失われるわけではないのだが、その「喪失」を通して私が漠然と感じたもの、それが「さわやかな切なさ」だと思う。

 特に収録作「BLUE」がオススメなので、機会があれば是非御一読頂きたい。

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Tatsuya/spyral について

ぎりぎりアラサーな雇われ機械設計技術者。工作機械・航空機搭載機器・自動化ラインなど広く浅くやっております。使用可能ツールはCATIA,Inventor,Pro/E(Creo),Femapなど。 岡山県在住。大阪、名古屋に在住歴。熱しやすく冷めやすい、広く浅いオタクです。中学の頃から中二病+PCオタクを発症したままオッサンになりました。二次元ではない嫁を探しています。 ガジェット、カメラ、Android、3Dプリンタ、フィギュア造形、に興味があります。 積ん読好きです。読書目標は100冊/年。

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