そして二人だけになった―Until Death Do Us Part

死が二人を別つまで…か。しかし日本語の題名は「そして二人だけになった」である。なんとも意味ありげではないか。森氏は、先に英語で題名を考えてから、その後に日本語の題名を考えるらしい。「封印再度―Who Inside」など、題名だけで「ほぅ」と唸ってしまうような作品が多くある。(まだその「多く」を私は読んでないので内容について何とも言えないのが残念である)

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冷たい密室と博士たち―DOCTORS IN ISOLATED ROOM

森氏の第二作目。とはいえ、実は初稿が完成したのはこれが最初で、氏が描いていた5部作完結構想ではこれが一作目となる予定だったとか。読み終えて思ったのは、ちょっと癖が弱いかなぁと。「F」で感じた森氏独特の世界観というものがあまり無く、少々物足りない。でも、登場人物は細部まで細かく描写されているし、トリックそのものに何か不満があるわけではない。ただ、何かが物足りない。それだけ「F」が突出していい出来だということの現われなのかもしれないが。

すべてが F になる―THE PERFECT INSIDER

予告通り森博嗣氏の著書を読み始めた。もちろんデビュー作である「すべてがFになる」から。期待通り面白かったですよ。タイトルからして謎だらけ。Fとは何なのか?そして決して話の進行が重くなってしまわない個性ある登場人物達。もう10年ほど前の作品になるわけですが、何で今まで読んでなかったのかなぁ、と悔やんでしまうような。理系ミステリって言葉がぴったりですね。先日紹介した「工学部・水柿助教授の日常」を読んだ後だともっと面白い。いや、本来はこっちから読むべきなんでしょうけどね。作者は読者がここでどのような想像をするか、それをよく考えた上で嘘のない表現を適切に選び、組み上げていかなければならないんだなぁと。

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ミステリィ

森博嗣なんて読んだ事なかったんですが、なんで彼の作品の中でも(おそらく)異質なこの本を手に取る流れになったか。先日実家に戻ってきたわけですが、バスは渋滞するだろうなーと思って鈍行列車をセレクト(値段はそう変わらない)し、暇だからちょっと本でも一冊読もうかな、と書店に立ち寄ったわけです。そこで、最初に手にした本がこれだったと。それだけです。
で、読んでみると小説?っていうよりエッセイに近いわけだが(作中で何度も「これは小説である」と念を押すように触れられているのもおもしろい)なんだか面白いっていうより妙に私の肌に合うというか。面白おかしく、かつ理系の大学生にとっては役立ち情報もあったりしつつ、妙に惹きつけられる文体…こういう文章の書き方をひとつの私の目標にしたい、そう思える作品。他の作品も読んでみようと思います。
水柿先生のような教授がうちにいればなあ…!

NHKにようこそ! (2)

今更ながら、近場の本屋に入荷してたので買ってきた。相変わらず妙なノリだ。笑えるけどネタはかなり際どいな…集団自殺オフとか…ていうか、なんか佐藤君(主人公)オイシイ役どころになってきてないですか?こんなの引きこもりじゃない!引きこもりには可愛い女の子から花火大会のお誘いなんてこねぇ!クリスマスだって当然一人だぜ!俺は大学があるからある意味助けられたのは内緒だよ☆
あー明日は俺もラピュタ見るかな…チキンは見栄を張って二人分買うんです。ケーキも。さみしくなんて、ない

げんしけん


 先日鍋を食った帰りに、酔った頭で読んだ。面白かった。ヲタクというか、そういう文化をネタにした漫画なんだけど、一般人(?)が紛れてて、ヲタに接する態度とか妙にリアル。登場人物結構多いんだけど、それぞれのキャラが立ってて面白い。まぁカコ良くてえろげ好きな男とか、可愛くてコスプレと801好き(しかもハゲの)の女とか、そんなの滅多にいませんからーーーー!!残念!!でも面白いですよ。

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暴君ベビネロ

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 皆様ご存知ハバネロブームの火付け役「暴君ハバネロ」ですが、その弟分とも言うべきスナック「暴君ベビネロ」が登場しましたね。これも結構遅い話題で申し訳ないですが!ハバネロブームといってももはや一昔前のこと、暴君ハバネロもここ数ヶ月口にしていません。
 嫌いなわけではないのですが、もう飽きたというか…もともとスナック菓子は100円の地味なのしか買いませんので!(ぇー)と、こんな風にみんなの記憶から薄れつつあるタイミングで謎の新商品投入。新発売を謳えるうちは売れるでしょうが、果たして「ハバネロ」を超えられるか?

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