雲のむこう、約束の場所

雲のむこう、約束の場所 | 螺旋日誌

雲のむこう、約束の場所
ビデオメーカー (2005/02/17)
売り上げランキング: 564
おすすめ度の平均: 4.02

5 レビュー
5 難解な世界観を理解するな。世界の裏切りだけを理解しろ。
4 心に残る作品・・・・かな?w

やべぇ、泣いた。
「ほしのこえ」だけで終わらせなくてよかった。そう思ったね。


 本作「雲のむこう、約束の場所」は、新海誠監督の「ほしのこえ」に続くオリジナルアニメーション作品。2004年に劇場公開された。大阪に居るとき観に行っていればよかったかもしれない…。

 ストーリーをここで語ることはしないでおこう。辻褄が合わないというか、流れが現実的ではないのでツッコミを入れたくなるところは沢山ある。けれど、もともと現実ではない世界の話であるから、それは無粋なことだと気付く。前作よりもはるかに綺麗になった映像。単純に美しい。7年前のブラウン管テレビ+コンポで見てこれなのだから、劇場あるいはそれに準ずる設備で見てみたくなるのは当然のことと言えよう。

 前述のように、「なんでそれができちゃうの」とツッコミたくなる場面はあるのだが、それでも基本的な話の流れはきちんと出来ていると思うし、世界観もなかなかおもしろい。日本が舞台ではあるのだが、現在の北海道が別の国の領地であり、両国は緊迫状態下にある―というものらしい。まぁそれにしちゃ緊張感がやや足りない気もするが、その辺のさわやかさというのもこの作品の味だろう。

 二度と戻らない夏。

 でも自分の力で取り戻せるものもあったりして。

タグ , . ブックマークする パーマリンク.

Tatsuya/spyral について

アラフォー雇われ機械設計技術者。 試作・工作機械・航空機・自動化ラインなど広く浅くやっております。 岡山県在住。大阪、名古屋に在住歴。 熱しやすく冷めやすい、広く浅いオタクです。 二次元ではない嫁を探しています。結婚しました。 ガジェット、カメラ、Android、プラモ(AFVほか雑食)、フィギュア造形、に興味があります。3DプリンタはZortrax M200、Photon所持していますが大抵遊ばせているのでご依頼いただけれれば出力可能。 フィギュアの造形できないけどなんとなくワンフェス・ガレキ勢。 読書目標は100冊/年。(永遠の課題)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください