【ネタバレ含】新海誠監督「すずめの戸締まり」を観てきた。

もう新海誠監督作品を観たときしか更新されないんじゃないだろうかこのBlog。2022年のあけおめ記事すら書いてないのに自分でびっくりしました。

というわけで、昨日観てきました。公開初日(11日 金曜日)は仕事だったので普通に逃しました。
3(4?)連続新海作品公開初日鑑賞は逃してしまったというわけですね。

土曜日の15時過ぎの鑑賞で、人入りはまばら。3割くらいかな?半分以上のスクリーンが「すずめ」になっていたので、それもそうかなと。
評判を確認してから観に行くっていう人も最近は多いみたいですし。
家族連れが結構多くて半数くらいかな、あとは若い人のデート、お年寄り一人で来られていたのは趣味なのかなあ。
ガチオタ勢は当たり前だけどこの時間に活動していないので居なかったですね。我々夫婦を除けば・・・。

はい。

どうしても観たい映画があるからと、エヴァ以来のお願いを申し上げ、娘を義両親に預けて観てきました。
後悔はありません。

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祖母の天寿(改題)

祖母が亡くなった。
享年なんと101歳(数え年)である。

本記事のタイトルは父の時に合わせて英語でつけてみたが、大二病だったころの自分がくすぐったい。しかしながら、久々に自分が当時書いた気分を読んで、ああ、やはり気持ちをその場で書きなぐっておくのも大事だなと思った次第。

祖母は、1月には満100歳を迎えた。
市長をはじめ、県知事や内閣総理大臣より祝いの品をいただき、近所の皆さんからも「すごいね、この町内だと初じゃな」と声をかけられることが多くあったのが本当に先月の話なのだ。それからしばらくして寝たきりになってしまい、本格的な介護がいよいよ始まったぞと思っていた、矢先のことである。
あれよあれよと口にするものも少なくなり、寝ているばかりになり。

ああ、いよいよかと。
人が枯れていくというのはこういうことなのだと、まざまざと見せつけられた。
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あけましておめでとうございます(2020)

新年、おめでとうございます。
昨年は子供も産まれ、仕事でも責任が増したけど給与はそのままだったりで公私共激動の一年となりました。
本年も私ともども当ブログをよろしくお願いいたします。

とはいえ、ブログという個人メディアも廃れて久しいですよね。Twitterなどの短文投稿サイトで、文章を画像化したものがバズっているのを見たりするに、とても切ない気分になったりもするのですが。まあ、これも一つの老いというか、老害化なのかもしれませんので自分が柔軟になるべきなのだと思いますん。
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2018-2019 雑記

2018/9/24 (月祝)

昔、何でも無いようなことをこのBlogに書いては自己満足に浸っていた。
確か当時は「雑記」と名前を付けていたと思うが、最近ではそのようなとりとめの無い、そういったものはTwitter上ですべて一時の感情として吐き出してしまい、こうしてわざわざ編集画面を開いては、キーボードでぽちぽち打つことは少なくなってしまった。それの善し悪しはよく解らないが、ただ事実として短文が流行っているというタイミングと、自分の生活がガラリと変わってしまい自分の気持ちを表現する機会が少なくなってしまったタイミングが重なってしまった結果なのだろうと思う。

結婚して8か月ほどが経過した。
同棲期間もなく突然暮らし始めた二人であったので、どうなることだろうと私も彼女も、そしてお互いの親も思っていた事だろうが、幸いにして二人とも良い歳なので大きな喧嘩をすることもなく、平穏無事に過ごしている。
とても幸せなことだと思っている。

下書きにとどめておく。


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4Kカメラを買った話。(Panasonic VX990M)

突然ですが、このたび子供が産まれることになりました。

そこでビデオカメラを新調しようと考えたわけです。
新調とはいえ、いわゆるハンディカメラを買うのは初めてです。

[rakuten no=”4549980054079″ kw=”Panasonic デジタル4Kビデオカメラ HC-VZX990M-W”]

 そもそも写真を撮るのは大好きな方でして、なんてことのない毎日でも、呑み会でも、単なる風景でも、できるだけ記録しておこうとしています。私の場合、単純に記録の意味合いが強くて、そういう意味で写真家というのは全く違うのだろうと思って居ます。一眼レフを買った頃は写真家気取りでいろんなものを撮りに出かけたものでしたけれど、スマートフォンとクラウドストレージが一般的になってからは、大きな機材を持ち出すこと無く、日常を撮れることの楽しさを満喫している毎日です。

そんな私がビデオカメラを買うのは、まあまあ自然な流れと言えるかもしれません。しかし本当に買おうと思えたのは、結婚式より前だったと思いますが、妻の実家で観た一枚のDVDでした。
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「空の青さを知る人よ」は青さを忘れた人にこそ観て欲しい

https://soraaoproject.jp/

今回は少しだけ記事のタイトルからネタバレしてしまっているのをお許しください。

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(あの花)「心が叫びたがってるんだ。」(ここさけ)を生み出した「超平和バスターズ」の新作劇場版アニメと聞いては、やはり観に行かざるを得ませんね。
両作品の監督をつとめている長井監督をはじめ、「さよならの朝に約束の花をかざろう」の時に改めて嫁氏を感動させた脚本の岡田麿里氏、さらに私の大好きな「あの夏で待ってる」などなど名作のキャラクターデザインを行われている田中将賀氏が揃っているのですから、否が応でも期待が高まるというものです。

制作陣以外は全く前情報無しで行こうと思っていたのですが、さすがに少しだけキービジュアルを観てしまいました。登場人物が描かれていたものだったと記憶していますが、少しだけ頭が混乱したのを覚えています。どんな話なのだろうか?と。

[rakuten no=”9784049128017″ kw=”空の青さを知る人よ Alternative Melodies /KADOKAWA/岬鷺宮”]

以下、ネタバレを含みます。

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【ネタバレ含】「さよならの朝に約束の花をかざろう」

<記事公開時 著者注:劇場公開当時(2018年3月)およびその8か月後(2018年11月)に書いた原稿を発掘したので、劇場公開当時から1年半経って(2019年9月)ますが公開することにします。>

http://sayoasa.jp/

日記を除くと、アニメ映画のオススメ記事が2つ並ぶというのもどうかと思うが(しかも前回が「君の名は。」から更新されていないというね)、それだけ観て頂きたい映画であるからに他ならない。

[rakuten no=”4540774156962″ kw=”映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』オリジナルサウンドトラック/CD/LACA-15696″]

毎度の事ながら、この先の文章にはネタバレを含みます。
ちなみに、私は「笑った」「泣いた」という感想でさえも「ネタバレ」になると思う面倒くさい性格です。
「良かった」ならギリギリOKかな、と思って↓こんなツイートをしています。


事実、今回の「さよ朝」も前情報ほぼ無しで観に行けたことに感謝しています。

というわけでネタバレ感想始まりますので注意してください。

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【ネタバレ】新海誠監督「天気の子」を観てきた。

と言うわけで観てきました。当然のように公開初日にね。前回(君の名は。)と違うのは、嫁さんも一緒だったということでしょうか…金曜日なのでレイトショーで行きましたが、まあ老若男女すごいすごい。
三割くらいの方が我々と同類、いやそれ以上の新海誠監督大好き人間に見受けられました。いわゆるオタク層ですね。そのほかは、若い人たくさん、ご年配の方もちらほら、すごいな新海誠。といった感じです。

さて、ここから先はネタバレを含みますのでご注意下さいね。
[rakuten no=”9784041026403″ kw=”小説天気の子 /KADOKAWA/新海誠”]

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