Headline-Readerからlivedoor Readerに切り替えました。移行に際して特に面倒なことはありませんでしたが、長い間お世話になったRSSリーダーを乗り換えるのは気が進まないもの。
RSSフィードを読む手段を、それでもlivedoor Readerをオススメする理由とは。
1.プラットフォーム/PCを選ばない
つまり、外出先のPCやネットカフェでもRSSのチェックができるということ。最近では携帯にも対応し、パケ代を気にしないならば、iモードからのチェックも可能です。(残念ながらNintendo DSでは無理ですが…)
そこまでして更新のチェックをしなくても…と思われるかもしれませんが、昼休みのちょっと空いた時間にでも、気になるニュースをピックアップしておけるのは便利です。
2.便利なピン機能
livedoor Readerのピン機能は、前述のようにちょっとした時間に「本文は後で読む」ことを前提にRSSのチェックをするのに最適の機能です。
タイトルと概要を読み、本文を読みたいと思ったらピンをつけておく。フィードチェックをするときに行なうのはこれだけ。あとは時間があるときに、ピンを付けた記事を一気に開いて読めばいいのです。
Operaなどのタブブラウザを使っていれば、さらにピン機能が便利になります。ピンをつけた記事を、タブで一気に開いてくれます。一度にいくつの記事を開くかは設定が可能です。
3.ショートカットキーで次々読める
livedoor Readerでフィードチェックするのに、マウスは不要です。
次の記事/前の記事 J/K
次のフィード/前のフィード S/A
ピンをつける/外す P
ブックマーク(クリップ)する I
…など、キーボードだけで閲覧に関しては殆んどの操作が可能です。
今までマウス無しでWebなんて、と思っていましたが、キーボードショートカットも使いようで素晴らしい方法となり得るのですね。目から鱗です。
慣れると次々と未読RSSを消化することができます。
なんだか未読の消化が目的みたいになってしまいますが、その話はまた別の機会に…
4.ソーシャルブックマークとの連携
厳密にはReaderとは別のサービスですが、同じlivedoorにlivedoorクリップというソーシャルブックマークサービスがあります。はてなブックマークと同じ系統のサービスですね。気になった記事をブックマークし、そのブックマークを共有するという、なんかWeb2.0っぽいアレです。
そのクリップへの登録が、Readerからショートカットキー一発で行なえるのです。これは思ったより便利。私は「もっとじっくり読もう」と思った記事には、ピンではなくブックマークするようにしています。ピンは一度読むと外れてしまいますが、ブックマークはずっと残すことができるからです。
ちなみにlivedoorクリップを利用していなくても、Del.icio.usやはてなブックマークへの登録にも対応しているようです。これまた便利。
5.フィード整理の細分化が図れる
これは実際に移行・整理してみて気付きました。
まず便利なのはOPMLファイルのインポートに対応している点です。これはどのリーダーでも同じかと思いますが、他環境からの移行はこれがあることでずいぶんスムーズになります。フォルダ分けにも対応しており、Headline-Readerで設定していたフォルダ名がそのまま引き継がれました。
レート機能というのも整理するのに活用できます。これは本来フィードの面白さとか重要度をレーティングするのに使うのでしょうが、個人的な表示順序のために使うのもアリかと思いますね。それに、一番高くレーティングされているフィードは、優先して読むという点では順当なレートを受けていることになります。
私の場合は、今までのジャンルでのフォルダ分けを廃止し、更新チェックの重要度/興味の大小でフォルダ分け、かつレートをつけてみることにしました。こうすることで、全てのフィードの頭からチェックしていけば、時間の無いときには最低限のものを、時間のある時には全てのものをチェックできるという仕組み(のはず)です。
と、まぁ長所について色々語ってみたわけですが、このlivedoor Readerにもいくつかの弱点が有ります。そのうちの一つは…
今メンテ中でつかえないということです。