米澤 穂信: 愚者のエンドロール

米澤 穂信: 愚者のエンドロール | 螺旋日誌

愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
米澤 穂信
角川書店 (2002/07)
売り上げランキング: 8200

 米澤氏の「古典部シリーズ」第二弾。省エネをモットーとするホータロー君が探偵役の学園モノである。


 シリーズ前作「氷菓」は、ミステリといっても殺人事件は扱わないライトなものであったが、今回は殺人が起こる。とは言っても、劇中に登場する自主制作映画の中の話であり、実際に人が死ぬわけではない。
 本作は、ミステリという言葉が指す曖昧さ、あるいは広義っぷりを示してくれる。提示される謎の答えは果たして一つなのか?自ら視野を狭めてはいないだろうか?

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Tatsuya/spyral について

アラフォー雇われ機械設計技術者。 試作・工作機械・航空機・自動化ラインなど広く浅くやっております。 岡山県在住。大阪、名古屋に在住歴。 熱しやすく冷めやすい、広く浅いオタクです。 二次元ではない嫁を探しています。結婚しました。 ガジェット、カメラ、Android、プラモ(AFVほか雑食)、フィギュア造形、に興味があります。3DプリンタはZortrax M200、Photon所持していますが大抵遊ばせているのでご依頼いただけれれば出力可能。 フィギュアの造形できないけどなんとなくワンフェス・ガレキ勢。 読書目標は100冊/年。(永遠の課題)

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