なんだかんだいって、結構楽しみにしていた「シュタゲ8Bit」です。
正式タイトルは「STEINS;GATE 変移空間のオクテット」となりました。
私の感想としては、こちらのAmazonレビューそのままです。万人にはオススメできません。
オススメできない理由
この画像を見て「懐かしい」と思える人でないと、このゲームを心から楽しむのは難しい。
オッサンホイホイですね。
私も80年生まれの結構なオッサンですが、それでもギリギリ無理なぐらいなので
やはり志倉千代丸氏( @chiyomaru5pb )と完全同世代じゃないと無理かもしれません。
つまり10年差ですね・・・40代の方で、子どもの頃からマイコンに慣れ親しんでおり、
かつシュタゲ・カオスヘッド両方好きなオッサンなら間違いなく買い・・・
ってそんなおっちゃんどこに居るんじゃw
千代丸氏本人ぐらいじゃねーのかwww
でも、パッケージ・デザインは秀逸でして・・・
プラスチック製のパッケージは往年のPC用ゲームソフトのパッケージを思わせる作り!
こんなものの金型なんて残ってないでしょうし、特典CDを納める必要もありますから、きっと作り直しですね。
バカなの?(良い意味で)
まさか!?
ゲームディスクはなんと5インチフロッピーディスクでの提供だ。
なんか光ってはいけないところが妙な光り方をしてるのでもうバレバレですが
ゲームディスクはなんと5インチフロッピーディスク型CD-ROMスリーブでの提供だ。
「DISC A」「PROGRAM」という表記が細かい。
当時は確かPROGRAM DISCとDATA DISC #1~9など分かれていたように思います。
5インチディスクのAドライブにPROGRAM DISCを入れ、BドライブのDATA DISCをゲームの進行に従って入れ替えて遊ぶんですね。
ちなみに今でもWindowsで初期HDDのドライブレターがC:になるのはこの名残です。たぶん。
ちなみにサントラCD付き
特典でサントラCDが付いてきますが、シュタゲ本編のFM音源やらPSG音源やら版の焼き直しなので特筆すべきことはありません。
というかFM音源って久々に聞いたよ。という私でもイマイチ楽しめなかった本作のハードルがどれだけ高いかお解り頂けただろうか。
これは、シュタゲファンディスクではない
懐古する目的で作られた、オッサンのお遊びっていうのは解っていて買ったつもりだけど、内容が難解とかじゃなくて全然「無かった」のが残念です。ストーリーはチープで全く楽しめるものではなく、コマンドに使用できる英単語探しゲームのようでした。単語探しゲームは覚悟していましたが、ストーリーに全く魅力が無くクリアへの意欲をなくしてしまいます。さらにCHAOS;HEADをプレイしていないと全く解らない場面もあるのはどうかと思うんですよ。
シュタゲファンなら買い!といいたいところだけどシュタゲファンでも買うと後悔するかもしれません。
シュタゲのファンディスクでもなんでもなく、千代丸氏のファンディスク、と思えば納得です。
繰り返しますが、パッケージはなかなか良いので、これに3000円ほどの価値を見いだせるなら買いですね!