2012年11月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1979ページ
ナイス数:34ナイス
実家に転がっていたので読んでみたのはいいが、どうも一度読了していたらしい。再読。途中まで読んだ記憶があったが、最後のあたりはあいまいだったので楽しく読めた。日本人のことが(時には悪いイメージからの)ジョークになっていたとしても、なんだか知られてるってだけでうれしくなる。こういうのもきっと国民性なんだろうね。
読了日:11月23日
Gシリーズ2作目は一日で読んでしまいました。これは久々に引き込まれる感じがしましたね。それにしても正直なところ、おかしいと思うのです。
というのも、前作の時にも感想に書きましたが、今回もそこまで巧いストーリィじゃない。むしろ陳腐とすら感じるのです。
それなのになぜここまで引き込まれるのか?おそらく登場人物を含め、その「場」の描写が巧く、あたかも実際にあったことのような感覚に囚われるからなのでしょう。この状態は中毒と言って差し支えないかもしれません。久々に森作品を再開して、中毒性がさらに増しているようにも感じます。
読了日:11月19日
ようやくGシリーズを読み始めるのはファンとして失格でしょうか?物事にはタイミングがあるのだ。と自分を納得させて読んでみます。 久々に森先生の作品を読んでみて気づいたのですが、どうも他の作家の作品と比べて速く読める気がします。安心感のある文章、波長が合うとでもいうのでしょうか。 ミステリと言うにはちょっとどうかな?と思う理不尽ストーリィですが、それを感じさせない萌絵やらシリーズ新キャラたちの魅力で押し切っています。それが本作を含む全シリーズの面白さだと思います。
読了日:11月19日
世界線の数だけ物語が紡がれる・・・。ってさすがに紡ぎすぎのような気がしますが、公式の続編ということなので期待して読んでみました。ちょっと値段の割にボリュームが少なく読み応えがないですね。ラボメン達の活躍をもう一度見たいファンにはたぎる展開となっていると思います。
読了日:11月11日
すごく青臭い、もちろん良い意味で。 高校生。 仲間が居て部活があって。 女の子がいて学園祭がある。 そうした記号の集合体で、ライトノベルっぽくもなってしまいがちな作品ではあるが、妙な設定のキャラクターに頼ることなく最後まで駆け抜けている。逆に言うと少し登場人物の書き分けが甘く、それぞれの行動の動機付けが弱いように感じた。しかし細かいことはどうでもいいと思えるほどスカッとする作品。楽しいね。
読了日:11月11日
おそらく東野氏が普段言葉にできない思惑も反映されているのではないかなー、と思える、小説出版業界のブラックな笑いを誘う風刺小説。これが面白い。ともすれば内輪話っぽくなってしまいそうなネタですが、ちゃんと誰が読んでも楽しめるように書いてある短編12編+おまけ。さすがです。
読了日:11月4日
冬が来たけど3度目の再読。この本を夏に読まなくてどうするんですか!とはいえ実は夏からじわじわ気候の変化に合わせて寒くなるこの時期に読み終えたというわけです。今回は作中に出てくる家族について考えながら読み進めました。どの家族も、なんだか父親が報われないな・・・
読了日:11月3日