第ニ講 眠るミント君
御覧のとおり、彼の寝顔である。
俺の食卓用椅子に座って眠っている。
人様の椅子に座るとは何たる事!!
と思うが、彼はこうやって寝る事が多い。
人がいれば人のそば、あるいはひざの上で寝る事もある。
この前帰省した時には朝俺が起きると隣で寝ていた。
潰さないでよかった。
しかし飼い主の俺が言うのも何だが(親バカ?)、良い顔であろう。
毛の手入れがなってないのが難点だが、
それを差し引いてもありあまるラブリーさである。
とまあほめちぎっても所詮は獣、もののけである。
あまり頭のほうは良くない様だ。
それでもとりあえず「お手」くらいは出来る様になったが
こっちが何か食い物をもってないとしないのは意地汚い。
そんなミント君をもう一度散歩に連れてくまで俺は死ねない。
第ニ講 終了