メール環境さえ移行してしまえば、もう戻りたくてもなかなか戻れないもんです。
というわけで半ば強引に、ThunderBirdの設定とメールボックスの内容を全部Vistaの方へ移動させました。これが最初どうやればいいのかわからなかったので簡単な方法でもメモしておこうかと。同一OS内で異ソフトウェア間のエクスポート/インポートはかなり楽勝なのだけれど、異OS間での同一ソフトウェアだと、なかなか面倒。一度ほかのソフトを間に噛ませるという手もある。
今回使用したのは、BackupFoxというソフトウェア。その名の通り、FireFoxの設定やブックマークなど、一切をバックアップ&復元してくれるソフトウェア。(FireFoxは使ってないので詳細はわかりません)。ついでに、ThunderBirdのバックアップ機能も備えているので、こいつを使わせてもらう。
操作方法の解説でもしようと思ったが、一目見ただけで解ってしまうので割愛させて頂く。Thunderbird(あるいはFirefox)の、どのプロファイル(設定ファイル)をバックアップするのか選び、”Create Backup”(バックアップを作成)するのか、”Restore profile”(バックアップしてあった設定ファイルを使って元に戻す)のか、操作を選ぶ。 バックアップ作成時は同じダイアログでバックアップファイルの保存先を選んでおく必要がある。準備ができたら、”Next”ボタンを押せば良い。
バックアップ時には数秒~1分程度時間がかかる。メールが大量だったりすると数分かかるかもしれないが、待つのが苦痛なほどな時間にはならないだろう。
旧OSでバックアップしたファイルを、新OSにThunderbirdをインストールした後にリストアすれば、なんとメールボックスからメールサーバの設定まで、すべてが引き継がれている。ただし新OS側(引き継ぎ側)の設定やメールボックスは消えてしまうので注意。