そんなことは解っていました。
解っているけど写真はちょっと上手くなるかもしれません。
良い写真を撮るためには、道具だけじゃダメだと、上級者はみんな仰っています。
でも練習しようという気概を持たせるのはきっと、良い道具であることでしょう!
とかなんとかいう言い訳を何度か自分の中で繰り返して、何年ぶりかの高い買い物をしましたよ。
そして、良い買い物をしましたよ。
正直なところ、デジタル一眼について私は初心者ですから、D7000が他と比べてお買い得なのかどうかわかりません。
エントリーモデルのD3100を買ってもきっとそれなりに「満足した!」という記事を書いていたでしょう。
初心者の私が画質がどうのこうの、操作性がどうのこうのと述べるにはあまりにも知識が乏しすぎますし
熟練者の皆さんの失笑を買うのも間違いありません。
そこで、とりあえず今回は私がD3100やD5000を選ばず、D7000にした理由、
そのポイントはどこだったのかを述べるにとどめようと思います。
初心者でも「これは!」と思う違いとは、どこだったのか。
1.ライブビュー機能搭載
ライブビュー機能とは?
ライブビューとは、デジタル一眼レフでの撮影時に液晶モニターで被写体を確認しながら撮影できる機能のことです(図1)。小型デジカメと違って、通常のデジタル一眼レフは構造上、撮影時に液晶モニターに被写体を表示することができません。
つまり、普通のコンパクトデジカメのように、カメラの液晶画面に撮影中の画像を映す機能です。
今まで一眼カメラはそういったことをやらずに、昔のフィルムカメラのようにファインダーを覗き込んでいたのですが、
ちょっと工夫して液晶でも見られるようにようにしたんですね。詳しい構造は上のリンク先に載っています。
これがライブビュー機能です。
正直ライブビュー機能があろうとなかろうと、カメラ本体の性能には関係ありません(たぶん)
ファインダーから覗いて撮ろうが、液晶で観て撮ろうがそんなに変わらないはずです(たぶん)
オートフォーカスが遅くなったり、ファインダーの窓が塞がれる分余計な光が入らないとかあったりする?
のかもしれませんが違いのわからない初心者にはどうでもいいことです。
しかし初心者にとってこれほど解りやすい、差別化された機能はないでしょう。
というわけで挙げてみましたが、今のところあまり使っていません(!?)。
でもライブビューがあると、ファインダーを直接覗けないようなアングルで撮影したり、動画撮影の時に
気楽に構えて居られたりと、良いことずくめなのは間違いありません。
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2.液晶がキレイ
これはあくまでD3100や他機種と比較して、になるのですが。
D3100:3インチ23万ドット
D5000:2.7インチ23万ドット
D7000:3インチ92万ドット
D90:3インチ92万ドット
D3S:3インチ92万ドット
D3100は最新機種なので画面サイズこそ3インチとなっていますが、
ドット数がエントリー機らしく23万ドットのままなんですね。
何度か実機を観ましたが、比べると明らかに違いがわかるレベルです。
比べなきゃ納得出来るとは思うんですが。
一方のD7000は、この価格帯なのにハイエンドのD3Sと同じ3インチ92万ドットです。
もちろん発売時期も価格も違うので単純に同じもの!というわけではないとは思います。
3.SDカードが2枚入る
説明は要りませんね。
しかも、SDXCカードに対応していますから、100GB超のストレージを内蔵することも可能です。
私はそんなお金はないので16GB+8GBの運用です。
単純にスロット1を先に使用し、一杯になったらスロット2へ・・・という容量重視の設定もできますし、
2枚をミラーリングさせて冗長性を持たせることもできます。
一枚にはRAWで保存、一枚にはJPEGで保存、という設定にもできます。
せっかくの写真がデータの不備で消えてしまっては元も子もありません。
こうした、一部の上位機種にしかなかった、ガジェットオタク心をくすぐる仕様がちょっと嬉しいです。
個人的には2つめのスロットにEye-Fiカードを挿し、そこにjpegで保存するようにすると、
RAWのマスターデータが存在した上で即jpegもクラウドにアップロードできるという
面白い環境ができるのではないかなーっと思っております。
ちなみに、D7000はEye-Fiに正式対応してます。
新しい Nikon カメラの画面には、メディアがワイヤレスでアップロードされると、Eye-Fi 通知アイコンが表示され、アップロードが完了するまで電源が入ったままになります。
詳しくは、http://www.nikon-image.com/ をご覧ください。
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4.1万円キャッシュバックキャンペーン中
これが非常にすばらしい(笑)
今、D7000を買うと、メーカーから1万円戻ってきます。
デジイチは各社たまにこういう販促を展開していますが、今がまさにその時なんですね。
発売から数ヶ月でテコ入れしてくるNikonの本気っぷりがうかがえます。
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誰でも最初は初心者だから
何度も失敗するとは思いますが、昔とは違ってフィルム代や現像代を気にしなくて良い時代です。
それが良い方向へだけ働いてるか?と聞かれると答えるのは難しいですが、良い方向へ向けましょう!
フィルムカメラのような、慎重さも良い写真を産むかもしれません。
しかし撮って撮って撮りまくるスタイルもまた、いい写真を産むのに必要なことに違いありません。
折角デジタルの恩恵を受けられる時代に産まれたのですから、ちょっと楽してちょっと良い写真撮っちゃいましょう。
頑張るぞ!
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ちなみに今参考にしているのは
この三冊です。
簡単に書いてあって、わかりやすい。読みやすい。
でも、私のようなホントの初心者しか読んじゃダメです(笑)
D7000の機能を紹介している、ちょっと濃い本です。
先ほど紹介した本よりは専門的かな?と思いますが、これも機能がよく解ってない初心者向けかも?
上級者は読み物として読まれるのかもしれません。「ほぉ~この機能がこのクラスにもついたか」的な。
D7000でどんなことができるのか細かく書いてあって、面白いです。
あと1冊は付属の取扱説明書ですね(笑)
「このボタンはなんじゃ!?」な時は初心に戻ってこれが一番!