各種ニュースに上る事が多くなってきたPokenって何だろう?
3月13日に開催されたプライベートイベント「Tokyo CGM Night」で、不思議な形のガジェット「Poken」が初めて披露された。Pokenはパーティや飲み会などリアルな出会いの場で自分のプロフィールやブログのURL、Twitter、FacebookのIDなどを手軽に交換できるようにするツールだ。Pokenの開発者たちはソーシャルビジネスカード(ソーシャル名刺)と呼ぶ。
Pokenを使うと、ウェブサイトと連携して自分のプロフィールを管理したり、知り合いのプロフィールを確認したり、データをvCard形式でエクスポートしたりできる。日本のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)にも対応していく予定だという。
名刺に取って代わるメディアというかガジェットというか。
うーん、アラサー男から見るとこれどう見ても「かわいい」くはないし、カッコよくもないのだけど、大丈夫なんだろうか?
–Pokenというハードウェアにこだわらず、携帯電話やiPhoneのアプリケーションとしてリリースすることは考えていますか。
会社の方針として基本的にオープンにしたいと思っています。欧州では技術のライセンスも進めています。日本でも携帯電話メーカーから声がかかれば、喜んで対応する予定です。
Poken創立者が提案するソーシャル名刺交換–「mixiにも対応する」:インタビュー – page4 – CNET Japanから引用
日本で最も生活に密着したがガジェットである携帯電話に組み込むというのは当然の発想だろう。
しかしそうなってくると、既存の赤外線通信やFelicaでの情報交換と競合するのではないか。
そして今まで赤外線以上の機能を使いこなしている人は(田舎の「一般」の人には)居なかった。
そう考えると、携帯に内臓してもそれを使いこなせる人はごく一握りとなってしまうのではないか。
ましてや日本ではPC上のWebでは有名なソーシャルサービスの使用者層と携帯電話の使用者層がかなり離れている。
そこで敢えて日本でもPoken専用のハードウェアを売り出しにかかったほうが良いのではないか。
デザインは再考の余地があるが(多分開発者もこのスタイルに愛着があるだろうと思うのでキャラクターものとかどうだろうね)
一つ思いついたのはカード型、つまり現在使われている名刺をそのまま置換してしまおうという手である。
カード型なら見た目にもスッキリであるし、名刺交換という日本のスタイルを崩す事無く受け入れられるのではないか。
名刺交換の場で愛らしいPokenをタッチ・・・ではどうにも締まらない、と思うのは私だけではないはずだ。