米澤 穂信: インシテミル

米澤 穂信: インシテミル

インシテミル
インシテミル

posted with amazlet on 08.02.11
米澤 穂信
文藝春秋 (2007/08)
売り上げランキング: 93561

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 米澤氏にしては珍しい、「人が死ぬ」ミステリ。そうなると、期待はいやが上にも大きくなるというものだ。


しかしミステリとしては少々完成度が低いようだ。読んだ後に気づくいくつかの矛盾点をミステリと呼ぶなら大成功だが、それは反則であろう。
 ミステリという枠で捉えられたくないという著者の所思の現れなのかもしれない。事実、この作品にはミステリの事を愛しながらどこか揶揄するような印象を受ける。ミステリのことを放り出して、一つのおはなしとして捉えた場合には「よくできている」と言えるだろう。
 
 題名は意味わからない度的に秀逸である。

Tatsuya/spyral について

ぎりぎりアラサーな雇われ機械設計技術者。工作機械・航空機搭載機器・自動化ラインなど広く浅くやっております。使用可能ツールはCATIA,Inventor,Pro/E(Creo),Femapなど。 岡山県在住。大阪、名古屋に在住歴。熱しやすく冷めやすい、広く浅いオタクです。中学の頃から中二病+PCオタクを発症したままオッサンになりました。二次元ではない嫁を探しています。 ガジェット、カメラ、Android、3Dプリンタ、フィギュア造形、に興味があります。 積ん読好きです。読書目標は100冊/年。
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