梶尾 真治:おもいでエマノン

梶尾 真治:おもいでエマノン

おもいでエマノン (徳間デュアル文庫)
梶尾 真治
徳間書店
売り上げランキング: 103621

 タイトルにもなっている「エマノン」は生命の歴史を全て記憶している女性。いや、記憶しているというより、世代を超えて体験し続けているといったほうが正しいだろうか。
 この作品は、そんな彼女が放浪の先で出会う様々なヒトとの物語を描いた連作中編集。

 彼女の記憶、悠久の時の流れの中で、彼らと過ごした時間はほんの一瞬でしかない。しかし彼女はそうしたスタンスでヒトと接しない。どこか達観している部分はあるが、真摯にヒトと向き合っている。
 原始地球からの生命と共に歩んできたエマノンの話であるから、その内容も生命とは何だろうか、と考えさせられるものが多い。

 ちなみに、鶴田謙二氏の作画でコミックスとしてリバイバルしている。今年の5月出版なのでかなり新しい作品。最近までAmazon品切れだったのだが今見たらあったので早速注文しました!

Tatsuya/spyral について

ぎりぎりアラサーな雇われ機械設計技術者。工作機械・航空機搭載機器・自動化ラインなど広く浅くやっております。使用可能ツールはCATIA,Inventor,Pro/E(Creo),Femapなど。 岡山県在住。大阪、名古屋に在住歴。熱しやすく冷めやすい、広く浅いオタクです。中学の頃から中二病+PCオタクを発症したままオッサンになりました。二次元ではない嫁を探しています。 ガジェット、カメラ、Android、3Dプリンタ、フィギュア造形、に興味があります。 積ん読好きです。読書目標は100冊/年。
タグ付けされた . ブックマークする へのパーマリンク.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。