手書きPOP?

手書きPOP? | 螺旋日誌本屋に行くと、最近はかならず目にするようになったいわゆる「手書きPOP」。それが初めて功を奏し、あまり話題でもなかった本が爆発的に売れたこともあった。それの代表が「白い犬とワルツを」ではないか。何故かこの本はベストセラーとなり、手書きPOPが与える影響の大きさを世間に知らしめた。

ただ一人の書店店員が書いた、オススメの言葉。それがPOPという姿になり、人々の心を捉えた。確かに手書きのPOPは、活字ばかり並ぶ書店の店頭において目を引くだろう。


しかし…最近妙なことに気付いてしまった。というか今更気付いた、という方が正しいのだろうが。
大学生協にある手書きPOPと、駅前の本屋にある手書きPOPが、全く一緒なのだ。
今まですべてが手書きだと当然のように思っていた私がピュアすぎるのだろうか。なんと、すべて印刷だったのである…原版は手書きであろうが、それをコピーして書店に配布しているだけなのだ。

すなわち、本来は書店の店員さんとか店長の「オススメの本」であるとか「売りたい本」への思いを書いていた「手書きPOP」だったはずが、出版社からのお達しにより、通常の商品POPと同じようにそこに置いているだけの「手書きPOP」なのだった。

にわかには信じがたかったので、POPに近づいて凝視してみるが、やはり印刷だった(´・ω・`)
当たり前といえば当たり前で、なんで今まで疑いもしなかったんだろうかってことなんだけど、なんかちょっとショックで寂しい。本当の「手書きPOP」を見つけてもわかんなくなっちゃうね。


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Tatsuya/spyral について

アラフォー雇われ機械設計技術者。 試作・工作機械・航空機・自動化ラインなど広く浅くやっております。 岡山県在住。大阪、名古屋に在住歴。 熱しやすく冷めやすい、広く浅いオタクです。 二次元ではない嫁を探しています。結婚しました。 ガジェット、カメラ、Android、プラモ(AFVほか雑食)、フィギュア造形、に興味があります。3DプリンタはZortrax M200、Photon所持していますが大抵遊ばせているのでご依頼いただけれれば出力可能。 フィギュアの造形できないけどなんとなくワンフェス・ガレキ勢。 読書目標は100冊/年。(永遠の課題)

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