一週間という話だったが、一週間もかからなかった
先日「Priea.jp : 無料の写真プリント」という記事で紹介した、無料でデジカメの写真プリントができるサイト「Priea.jp」ですが、申し込んだ写真が本日届いていました。結構早いですね。
茶封筒の透明な窓からこっそりPrieaのロゴが覗く、シンプルな包装です。裏面の封はセロテープでしてありました。すごく地道な作業の跡を感じます。
封筒の中身。写真が30枚入ってるので、ずっしりした重みを感じます。宛名表示を兼ねた案内状が1枚と、なんと写真が折れないようにボール紙で補強まで施されていました。心にくい気くばりです。もてなしです。
さて、気になる写真の仕上がりは…?
これは斜め上いくクオリティ(もちろんいい意味で)
写真の一例。周りが白くなってるのは、スキャナ取り込み時に適当な仕事をしたからです。
これはハーフタイプですね。広告内容がバッチリ見えます。
こちらは広告が気にならないロゴタイプ。一見普通の写真と変わりません。アッー!この写真はネズミキャラが若干危険ですが大丈夫でしょうか見なかったことに。
写真の質感ですが、手持ちの写真用紙(フジフィルム・写真仕上げHi)+Canon MP-500(インクジェット)で印刷したものと比べても何ら遜色ありません。ただ紙の厚みは厚手タイプのものと比べると少し薄いような気がします。というか家庭用インクジェットで印刷した写真と比べちゃダメなレベルなのかもしれません。ともかく、家庭でデジタルカメラの写真を紙媒体として鑑賞するには十分なレベルに達していると思われます。
インク代をかけて印刷するほどじゃないなぁっていう写真や、お金の無い学生さんの焼き増しなど、このサービスを活用するのもいいかもしれませんね。いざとなったらデジタルデータで渡す/鑑賞すればいいんですが。
広告としてのPriea
タダコピのニュースを聞いた時にも「その手があったか」と思いましたが、何かしら印刷物に広告を載せることで、その印刷のコストを浮かせるという手法は他にも活かせそうですね。
昔から新聞や雑誌では普通に行なわれていることではありますが、今回の場合は不特定多数に向ける広告ではなく、個人へのサービスに特化した広告なのが新しいです。広告主からしてもアンケート結果を参考にしてターゲットを絞りやすいでしょう。写真という比較的多数に見られ、長く保存されそうな媒体なのもいいですね。印刷費用の多寡はわかりませんが…。
もちろん利用する方も、タダでちょっと変わったが貰えるならお得ではないでしょうか。10年後になれば、広告の内容も「あぁこんな製品あったね~」とか「しずちゃんどうしてるんだろう」とか、会話のネタになること間違いなしです。
ただひとつ贅沢を言うならば、印刷が10年色褪せないことを願うばかりです。
もし可能なら10年後にまたレビューします。