念のため言っておくと、本のタイトルであります。
内容はかなりコミカルではあるけども、これを読むたびに結婚って難しいモノだなぁと思う。同時にそういうことを一緒に考えられるパートナーがいるってのは、結婚するにせよしないにせよ素晴らしいことだなと。
無性に読みたくなったので、漫画喫茶へ…行くことはせず、Amazonのマーケットプレイスで古本初購入。全六巻で590円、送料340円。近所の古本屋で正規の値段で買うよりは安いが、100円セールとかだと負けてしまうな。しかしまぁ探す手間が省けるのでアリかも。
結婚というのは二人だけの問題なのか?家族や友人も含めて考えなければならない、みんなの問題なのか?そもそもなぜ結婚が問題なんだ?二人の幸せのための第一歩じゃないのだろうか。結婚はゴール、それともスタート?永遠の議題。
星里氏の物語は、設定と話の流れが破天荒というかややメチャクチャな部分があるんだけど、そういう無茶苦茶がなければ語れない部分が露骨に表現されるのが良いですね。結局ハッピーエンドかよ、と結末だけを見ればそうなんだけど、ハッピーエンドになったことはそう重要じゃなく、そこに行き着くまでの過程にこそ、物語の意味ってのはあるわけで。
何が何でも結婚まで持っていきたい人が、相手のことを思いやれる結婚の意味を見出せるようになったこと、結婚する必要性なんてないと思っていた人が、結婚っていうのも場合によっては悪くないものだと考えなおせる余裕ができたこと。
この物語はその辺うまく捉えられるんじゃないかなぁと思うわけです。ハッピーエンドってのはオマケ。読者サービスですよね。