DoCoMoってこんなに酷かったっけ…

DoCoMoってこんなに酷かったっけ… | 螺旋日誌 例の「そろそろ反撃してもいいですか?」というDoCoMoのCMというかコピーなんだけれども、最初に見たときからすごい嫌悪感があった。それが何なのか説明しろと言われてもなかなか難しかったのだけど、今日ある記事を見て全くその通りだなぁと思ったのでご紹介・

「ドコモの経営陣は、このタイミングで経営者としては絶対にやってはいけないマーケティング上の重大なミスを犯しました」

それが、「そろそろ反撃してもいいですか?」のキャッチコピー。業界他社に反発し打ち負かすことだけを考えるのを、経営学では、「コンペティティブ・リタリエーション(競合反発)」と呼ぶらしいが、それに該当するのだという。

J-CAST ニュース : 大前研一にこきおろされた 「そろそろ反撃」ドコモCMから引用


 そう。「反撃してもいいですか?」の「反撃」の主語は間違いなくDoCoMo、だ。言うまでもないことだが、我々にとって大事なのは、DoCoMoという会社がが競合他社を打ち負かしてくれることではなく、ユーザの利益となることをどれだけしてくれるか、である。

 DoCoMo2.0というよくわからない勘違いコンセプトを掲げたところでもう「これは酷い」状態だったのだが、それでもこれだけ大々的に宣伝するからには、何かしてくれるのだろうと思っていた。

 しかし実際には無駄にお金がかかってそうな、携帯とは全然関係ない自己満足といわれても仕方ない謎のCMが続いているだけ。904がさりげなく登場しているようだが、903の登場からそう時間も経っていない投入で、こんなさりげないアピールの仕方でいいのだろうか。

 そもそもDoCoMoは「携帯電話」という機械を売りたいわけじゃないハズで、サービスの面でもっとアピールできるところはなかったのだろうか。本当に具体的な内容が見えてこない。なんだか具体的だけど文字が小さすぎて公取委に怒られたソフトバンクの方がマシに見えてきてしまった。

 Vodafoneから、DoCoMoにナンバーポータビリティーで入ってしまった私だけど、今少しだけ後悔し始めている。DoCoMoの現状のサービス、価格に不満があるわけじゃない。ただ、競合他社にどんどん客を奪われているからといって、不必要な広告を打ち、世間の反発を自ら買おうとしているのは何の意図があるのか、それを計り知れないために不気味なだけである。

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Tatsuya/spyral について

アラフォー雇われ機械設計技術者。 試作・工作機械・航空機・自動化ラインなど広く浅くやっております。 岡山県在住。大阪、名古屋に在住歴。 熱しやすく冷めやすい、広く浅いオタクです。 二次元ではない嫁を探しています。結婚しました。 ガジェット、カメラ、Android、プラモ(AFVほか雑食)、フィギュア造形、に興味があります。3DプリンタはZortrax M200、Photon所持していますが大抵遊ばせているのでご依頼いただけれれば出力可能。 フィギュアの造形できないけどなんとなくワンフェス・ガレキ勢。 読書目標は100冊/年。(永遠の課題)

DoCoMoってこんなに酷かったっけ… への2件のフィードバック

  1. かがり の発言:

    なんか世間では結構騒がれてるみたいねぇ・・
    そんな私は実の所最近TVっ子じゃないのと田舎者なのでそのCM見たことなかったり_| ̄|○

    あれだすぱお、今からでも遅くないauにしようぜ!(ぇ

  2. spyral の発言:

     私もTVっ子じゃないけど最近はテレビを見て無くても話題の映像は見れたりするから便利な世の中になったことよ。そろそろ光回線にしないと置いていかれそうね。
     さすがにあのCMはどんな田舎でもやってるんじゃないか。というか田舎っていうな。こっちは最近ようやくJRが自動改札になったらしいぐらい田舎なんだぜ!おばあちゃんとか電車乗れるか心配。
     
     うん、確かに遅くないからauにしたいところ。でもどうせ変えるならWILLCOMにするかな。番号かわっちまうし電波もきっと弱くなるんだろうが、新しいW-ZERO3も出たし!

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