レバレッジ・リーディング
posted with amazlet on 07.08.12
本田 直之
東洋経済新報社 (2006/12/01)
売り上げランキング: 99
東洋経済新報社 (2006/12/01)
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この本を図書館で借りて読んだら、内容に「ビジネス書は自腹で買え、図書館なんてとんでもない」というような事が書いてあって「なんてこった」と思った。
著者は年間100万円(!)を本の購入費に充てているらしいが、その100倍のリターンを本への投資によって得ているから決して分の悪い話ではないという。
果たしてそうだろうか?10万の投資でその半分のリターンを得た方がいいのではないか。500倍である。
私は、ビジネス書(に限らず、本の多く)を借りて読んでいる。これは!と思った本だけ購入して手元におけばいい。
新しさは求められず、時代で変わらない基礎的な書籍を読む場合は、とりあえず借りて読むのも貧乏人としては可能な限りの贅沢であると思う。
本を読むことが「自分への投資である」という考え方には大いに賛同できるし、まずその意識を持つことが必要だ。この本に書かれている読書法は読書に対する新しい姿勢を考えるきっかけとしては十分に役立つだろう。