NHKにようこそ! 8 (8) (角川コミックス・エース 98-12)
posted with amazlet on 07.08.19
滝本 竜彦 大岩 ケンヂ
角川書店 (2007/07/26)
角川書店 (2007/07/26)
まさにカオスな最終巻。
結局この物語はなにを訴えていたのか?いや、そもそもこれは物語だったのだろうか?もはやそんなことがどうでもよくなる。
そんな訳のわからない話だったけど、何故か登場人物はみんな魅力的だったし、キャラクターとして活き活きしていた。
この作品にはそういう魅力があった。
こんな奴いねぇよ、とか思いながらも、誰も描き得なかった「どうでも良い負の部分」がデフォルメ化されていた。読後感はさわやかではないが愉快ではある。