読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1544ページ
ナイス数:24ナイス
1Q84の文庫版をBOOK3まで読了。
いやほんと、村上春樹氏の著作にしては読みやすく面白いと感じました。
今までが面白くなかった、というわけではありませんが、純粋なエンタメ小説からは少し遠い感じだったと思います。
今作は続きの展開が気になり、ページをめくる勢いが止まらない作品でした。
あとは借り物ですが東野圭吾氏の本を久しぶりに。
東野氏の作品はあんまり読んでないんですよね。
その言い訳は何度か書いたかもしれませんが、無難に面白いのが当たり前すぎて食指が動かないんですよ。
しかも作品が多すぎてどこから手をつけたものだかわからない
というかどこからでもご自由にお召し上がりください状態ですもの。
本を読むときは衝動買いするか何らかのオススメを受けて、ということが多いので、そういうインパクトという意味では東野圭吾作品は弱いんですよね。
あ、今月読み終えた「使命と魂のリミット」は、いまいち盛り上がりに欠けながらも、さすがに毎ページごとに読ませる展開。一気に読み終えました。
しかし人にお勧めするほどではないかな、といった感じです。
そして今ライトミステリ(?)界を騒がせている「ビブリア古書堂」ですね。
コミカライズもされていて、メディアミックスも抜け目なく展開といったところ。
主役級のキャラクターも落ち着いた感じで好感が持て、日常系ミステリとしては会心の出来ではないでしょうか。
本が好きな人、特に古書店巡りが好きな人なんかには特に面白く写るんじゃないかな。
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
読了日:06月26日 著者:三上延
使命と魂のリミット (角川文庫)
読了日:06月15日 著者:東野 圭吾
1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉後編 (新潮文庫)
1Q84というろくでもない世界を共有することを終えてしまって、残念な気持ち。だけど大いに楽しませてもらった。謎を解くことを楽しむ作品ではない。謎が謎であることを楽しむ作品である。靄に包まれたような、それでいて月がはっきり見えるような、そんな読後の幸福感を。
読了日:06月03日 著者:村上 春樹
1Q84 BOOK3〈10月‐12月〉前編 (新潮文庫)
新たな視点が創造され、物語が収束するべき軸がよりはっきりしてくる。それはあるいは単純な軸ではないかもしれない。収束関数は複雑な曲線を描きながら、1Q84年の終わりへと向かう。
読了日:06月02日 著者:村上 春樹
2012年6月の読書メーターまとめ詳細
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