ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社が運営するMMORPG、「ラグナロクオンライン2」ですが、現在オープンベータテスト中ということなのでIDを取得して参加してきました。
前作「ラグナロクオンライン」とは全くの別物だということですが、実際はどのような感じなのか自分の目で確かめて見るのが手っ取り早いと思い、乗り込んでみたわけです。
まず大きく違うのはプレイヤーキャラクターを含め、全てのオブジェクトが3D化されていることですね。最近のネットゲームではこちらが主流になっているので何も珍しいことではありませんが、今までのROの絵柄とははっきりと異なった趣向となっています。
もちろん3Dになって表現力や行動範囲も広がります。プレイヤーキャラクターは場所によってはジャンプを駆使して地形を進んでいかなければなりません。3Dに弱い人は少し酔ってしまうかもしれませんが、慣れてしまえば大丈夫でしょう。
戦闘の基本的な方法は従来と(ほぼ)同じであるように思いました。
敵を右クリックすると戦闘が始まります。私のキャラクターは始めたばかりなのでスキルも少ないですが、色々なスキルを覚えていくにつれて、それらをキーボードショートカットに登録して有利に戦闘を進めなければなりません。
どうやら初心者用モンスターは、「ポリン」から「プクイ」という、これまた植物系のモンスターに変わったようです。プクイは何故か名刺を持っていたり、絞るとジュースができるらしかったり、謎のモンスターです。マウスカーソルにまでフィーチャーされているキャラクターを絞るというのはちょっと残酷な気もしますが…
キャラクターの造形は…好みが分かれそうなところです。パッと見た感じでは日本人受けはあまり良くないかも?かなりデフォルメされているけど、どこか異様な雰囲気を感じてしまうのは私だけではないはず。
同じサーバー内でも混雑を回避するための「チャンネル」というシステムが導入されていますね。技術的には新しいことではないですが、そもそもチャンネル5つも稼働させるほどの人気が出…るといいな!
武器システムについては実はまだよく理解していません。どうも武器は強いものに買い換えていくという仕組みではなく、成長させていくシステムらしい。武器に名前までつけられるので、愛着が沸くとは思います。私のナイフは「突撃刃物」。ちょっと討ち死にしそうなネーミングです。
以下は小ネタ集。
チョンチョンとかカニニッパが健在。
カプラさんはちょっと怖くなった。
メッセージ表示関連のオプションが充実していて好感度アップ。メッセージホールド機能やハイライト機能というのがある。予測だが、メッセージの一部にキーワードが含まれていたりすると、ログに残したりハイライトしてくれる機能ではあるまいか。(未確認)
ビデオやサウンドのオプションも、ゲーム内部で触れるようになっている。もちろん、ワイドスクリーンにも対応している。
完全なるROの続編ではありませんが、随所にその雰囲気を感じられるようにはなっているので、ROをプレイしたことのある方ならある程度違和感なく入っていけるのかなぁ、と思っています。
ストーリーとしては、基本的にクエスト進行のようで、クエスト掲示板やNPC個人からクエストを請け負い、それをこなしていくことでストーリーの核心に迫れたり、経験値などの報酬を得られるシステムのようです。クエストの内容は様々あるようです。クエストの数が今後どれだけ増えていくかで、RO2のゲームとしての魅力は増えていくものだと感じました。