ファンタジーアース　ゼロを始めた

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　新年ということで、新しく何か始めようと思って目をつけたのが「ファンタジーアース ゼロ」というオンラインゲーム。スクウェア・エニッスが開発・運営を行なっていた「ファンタジーアース ザ リング オブ ドミニオン」というゲームがその前身です。

私は「ファンタジーアース」という名前自体ずいぶん昔に耳にしたっきりでした。詳しい経緯は知りませんが、（大人の事情で？）運営会社がゴルフゲーム「パンヤ」などで有名なゲームポットへ移管され、基本プレイ無料となっています。パンヤと同じようにアイテム課金制ではあるものの、リアルマネーを費やさなくてもプレイは楽しめますし、キャラクターの強さに大きな違いが出るわけでもありません。

　また、キャラクターのレベルも（高いには越したことはありませんが）、そう気にすることなく序盤から戦争に参加しやすい仕組みとなっています。この辺りはかなりいいバランスを保てていると思います。

　ファンタジーアースというゲームは、対人戦が大きなウェイトを占める作品となっています。とはいっても、１：１の個人戦が展開されることはなく、最大で５０ｖｓ５０という、国家間戦争が主です。人数が限定され、かつ広大なフィールドで戦争が行なわれるため、個人技より優先されるのは団体としての戦略となります。

　戦争のルールは多少なれる必要がありますが、そう難しいものではありません。目の前の敵を倒すだけではなく、どのタイミングでどの兵器を投入するかを考えながら相手の前線を崩していくことが必要です。これをうまく決めることができれば、かなり味方が優位に立てるでしょう。しかし、タイミングを見誤れば敵の侵攻を許すことになります。かなりシビアです。

　一発逆転の道も用意されては居ますが、期待できるものではありません。じわじわと耐え、そして相手の耐久力を削っていくしかありません。

　対人戦以外の要素としては、対Mob戦もありますが、回復役というものが存在しないのでパーティープレイの必然性は結果として低く、個人狩りがメインとなるでしょう。しかも対人戦と比べるとあまり面白いものではないので、お金稼ぎの時にしか行なわれないようです。

　ゲームは序盤が面白いとは言いますが、このゲームは戦争ごとにそれなりの興奮があって後半でも面白いかと思います。ただ、今のままでゲームバランスを保てているとはいえこのままだと上級者が新要素のなさに飽きてくることは間違いなく、バランスを維持したままどうやって新要素を取り入れていくかが今後の焦点になると思われます。

　Mob相手のクリックゲームに飽きてきたら、ファンタジーアース。