読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2208ページ
ナイス数:24ナイス
1Q84が相変わらず面白いです。今Book3(文庫版5冊目)を読んでいます。
おそらく私では一生かけても到達できない視点から物語が紡ぎ出されていく・・・
なんだか不思議な感覚です。
あちら側。理屈が理由にならない世界。
一方で今月よく読んだミステリ数作はどちらかというと、こちら側。
理屈の通る世界、というべきでしょうか。
これもすごく楽しい。
「氷菓」は5年ぶりの再読。まさかアニメ化とは。
今書店に並んでるやつは、表紙の帯がカバー並にでっかくなってて、
一気にライトノベルっぽくなってます。
映像化は歓迎なのですが、キャラクターのイメージが固定されちゃうので
活字で読むことの楽しみが一つ、消えてしまうのが少し残念ですね。
氷菓 (角川文庫)
読了日:05月27日 著者:米澤 穂信
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
読了日:05月24日 著者:三上 延
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
日常系のミステリを、古書に関する造詣を用いてライトなキャラクターが解く。そんな短編集。文体も読みやすく全く苦みがない。大好物でした。
読了日:05月22日 著者:三上 延
陽だまりの偽り (双葉文庫 な 30-1)
「傍聞き」が良かったので、デビュー作を含むというこちらも拝読することにしました。確かに読みやすくはあるのですが、「傍聞き」と比較してしまうと全体的にインパクトが弱く感じます。それだけ「傍聞き」の出来が良かったのか、私が作風に慣れてしまっただけなのか。全体的に後味の悪いお話ばかりなのも少し残念でした。しかしながら、日常の中にありそうな少しのミステリ、サスペンスを上手く描かれているなーと思います。
読了日:05月17日 著者:長岡 弘樹
1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉後編 (新潮文庫)
感想文にあらすじを書いても仕方が無いというのは、いつか学校で習ったと思うけれど、この本を読んでの感想を書こうとしてもうまく言葉にできないので困ることになる。この本を読んで得たこと?特に無いように思える。興奮したか?興奮した。面白かったか?そうでもない。続きが気になるか?気になる。どういうことなのか、自分でも解らないのでどうにでもなーれ。
読了日:05月15日 著者:村上 春樹
1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫)
これはミステリか、SFかと思いながらここまで読み進めてきたけれど、ひょっとすると恋愛小説なのでは、とこの巻で気づく。
読了日:05月14日 著者:村上 春樹
ほっと文庫 郵便少年
読了日:05月03日 著者:森見 登美彦
葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)
○○トリックのオススメ!と聞いて、それなりに注意して読んでいたのに予想外のところからやられた、という感じです。まだまだ読み手の想像力というのは書き手の創造力を超えられませんね。ストーリーとしてはは晴れ晴れとしたものではありませんが、この読後感は素晴らしい。
読了日:05月02日 著者:歌野 晶午
2012年5月の読書メーターまとめ詳細
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