光文社
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自分が科学と信じているものは実は科学でなかったりする。絶対に真理を説く方程式だと考えていても、実は人間が都合の良いように作っただけのものだったりする。
世の中の多くは仮説で、それがたまたま上手くいっているだけに過ぎない。常識と言う名の仮説を捨て去るのは難しいことだが、それに見合うリターンはあろう。
自分が科学と信じているものは実は科学でなかったりする。絶対に真理を説く方程式だと考えていても、実は人間が都合の良いように作っただけのものだったりする。
世の中の多くは仮説で、それがたまたま上手くいっているだけに過ぎない。常識と言う名の仮説を捨て去るのは難しいことだが、それに見合うリターンはあろう。
8年後に人類は小惑星衝突によって滅亡します。
という発表から5年後の世界。そこで生きる人々を描く、ファンタジーで且つリアルな物語。
終末、この世の終わり。とあるマンションの周辺で起こる様々な事象。きっと世界中のどこでだって起きているような些細な事。だけど、それぞれの人生を抱え、それぞれに終末を生きている人にとってはずっと意味のある事かもしれない。
終わり。それは切ない。だけど、終わりを見つめることで暖かくなれる場所もあるのかもしれない。
古典部シリーズと知らずに借りてしまったので文庫を待たずしてレビュー、少々フライング気味である。
短編が七篇収録されている。時系列的には今までの物語の隙間を埋めるような感じらしい。
ミステリーというよりは、やはりホータロー達の青春・成長を描いたライトノベル的な味付けが濃いように思った。しかしその中でさりげなく謎を置いていくのが米澤氏の真骨頂か。
米澤氏にしては珍しく、学園モノに非ず、なんと探偵モノだ。とは言っても犬探し専門の(はずだった)新規オープン探偵事務所の、だが。
よくまとまっているしキャラクターにも味があって読みやすい。だが、少しオシャレにまとまり過ぎている気もする。抑揚が小さいとでも言うべきか。
ストーリーは非常に現代的、完全に若者向け。
読み物としても面白いし、一方でこういう投資法もあるのかと感心する。その方法論は破天荒なようであるがその実計算つくされているのだろう(多分、きっと)。
体験談が主なので、過剰な期待は厳禁だが、目から鱗は落ちる。値段相応に。
一方でどうも文章の書き方にクセがあるのが馴染めなかった。嫌な感じは受けないのだけれど。
昭和初期、戦後の復興真っ直中の時代から、平成の時代に至るまで続く、親子三代の警察官を描いた物語です。
難しいことを抜きにしながらも、当時の情景や生活感を感じる事が出来ました
さらに次を読み進めたくなるような暖かみのあるような面白さでした。
そのことは一日で上下巻を読み終えることができたた私が保証しましょう!
音楽好きで雨男、そんな死神を主人公に据えたポップな作品。短編集という形ではあるけど、それぞれの物語がリンクしていて最終話ではあっと驚くアレー!ってな感じだ。
それだけ聞くとよくある構成ではあるが、伊坂幸太郎が作ると間違いないというのを実感する。それぞれのストーリーに個性の豊かな人物が現れ、その死の意味が問われることになる。
軽い気持ちで読めるけど、その感じる所は大きい。
これは評価が難しい。特異な作品だと思う。
(評価が簡単な方が特異という意見もある)
森先生にしては珍しく恋愛モノ・・・か?
定義が難しいけれど、女性が持っている恋愛心理に付随する一連の出来事を綴った物語であることは間違いない。と思う。
文章の運びとか登場人物の思考とか、(森博嗣色が強すぎて)理系男子の私でも読みづらい。現役理系女子が見たら怒るんじゃないかな、というぐらい偏見に満ちているような。
高校を舞台とした「古典部」シリーズ第3弾。
面白い、面白いし完璧に米澤テイストなのだけど、これはもうキャラクターの味が出すぎてミステリー色は完璧に色あせてしまっている。
今度からは完全にライトノベルを読むテンションで挑んだ方がいいかもしれない。
スタバでのグランデに限らず、自分が起こす行動やらモノの原価をコストとして捉えて比較するとわかりやすくなるよ、数字に強くなるよ、てな本。
例として示してある内容が身近なモノなので内容に馴染みやすい。
この本を読んだ上で「それでも私はスタバでグランデは買わない、なぜなら・・・」と言えるのもまた正解。