日本語文章能力検定協会」。ふとした場所で存在を知り、今までの自分の日本語の完成度を知るためであるとか、文章の書き方を改めるのに役立つのではないかと思った次第。受験地が岡山県をすっ飛ばして姫路か福山しかないのはどうにかして欲しいところであるが…
正式には「日本語文章能力検定」という。公式サイトはこちら「
「漢検」はIMEで変換できるのにブンケンはできない。マイナーなんだと思うし、恥ずかしながら最近までその存在を知らなかった。面白い資格ではあるが、重要視される検定であるとは考えられてないのだろう。検定料もそれを表すように結構安かった。た問題集の方が高いんじゃないか、と思ったがさすがにそんなことは無かった。
その問題集を探していたけども、田舎の書店にはどうも置いてないようなので、Amazonで取り寄せ。こういう時本当に便利な世の中になったと思うよ。(母は銀行の明細がネットで見れることに驚いていたけれど、いつの時代からお越しですか?)ところで、Amazonでは今ブックカバープレゼントキャンペーンをしているので、ついでに色々買ってしまった。まんまと策略に嵌ったというわけだ。
オーク (2006/03)
実際に問題を見てみると予想より解けそうだった。それにしても手紙の書き方などは、普段書かないものだから無理にも程があるというもんだ。
久々に「国語」を勉強すると普段忘れがちになる色々なことを思い出させてくれる。段落の分け方、起承転結、etc…「読み手」の興味を惹き、自分の論旨に誘い込むにはどうしたらいいか。日本語の表現力の豊かさを最大限に生かす、欧米の言語にも負けない文章の構成。普段使っている言語ながら、極めるとしっかりと事実を伝えながら、魅力を感じるような自分の意見を述べることができる。人を感動させたり、感情を操ることもできる。
本当に書き方一つで伝えたいことの印象も変わってくるものだと。
とまぁ偉そうに言ってもなかなか正しくて面白い書き方というのはできないし、注意をひきつける様々な日本語の書き方が乱立している昨今、「正しいこと」にどれだけの価値があるのかはわからないけれど。
6月11日が検定日なので、その日は庭から雨でも眺めながら私の合格を祈ってくれたら幸いである。