いつか読もうと思っていた本作。今回たまたま目に付いたお陰で読了となった。
うーむ、どうも巧君の気持ちについていけない。反抗期どまんなかストライク?な感じなのだろうか。それにしても人間としてピントがボケていないか。
家庭環境に大きな問題があるわけでもなく、何かトラウマがあるわけでもないのに、なんでそんなに肩肘張ってんのか、と思ってしまう。どこを読んでも同じ言い訳ばかりしていて頭が痛くなる。実に可愛くない小6だ。
主人公に肩入れできないと物語として面白くない、というのはただの私の幼稚な好みであろうが。
まだ続きがあるから、さらに面白くなっていくのだろう。もしかしたらこの巧君の性格もなにかの伏線なのかもしれないな、と思うんだけどとりあえず続きを読みたいと思えなかったのが残念。