DS版「逆転裁判:蘇る逆転」はただの移植ではない

DS版「逆転裁判:蘇る逆転」はただの移植ではない | 螺旋日誌 今更なんだけど、逆転裁判をDSでプレイしなおしてみた。とはいっても、かなり昔に友人から借りたソフトとGBAでやったっきりなので、話の流れは解っているが本当にご無沙汰といった感じだ。ベスト版が出ているので、勢いで購入。本当になつかしい。

 

逆転裁判 蘇る逆転 Best Price!
カプコン (2006/06/15)
売り上げランキング: 149

 改めてプレイしてみると、やっぱり名作だと感じる。一度クリアしたゲームではあるが、テンポの良さにうっとりする。キャラクターもそれぞれが立っていて申し分ない。まさにアドベンチャーゲームの退屈さを根底から覆した良作である。万が一未プレイの人がいたら、悪いことは言わないからプレイしてみるべきだ。GBA時代に新品で買うのはボリューム的に気が引けるお値段であったが、DS版ベストだと内容の割にお買い得すぎるのですよ。


 というのも、追加シナリオである第五話「蘇る逆転」(表題シナリオ)がボリューム内容ともに素晴らしかったからだ。購入前に「追加シナリオ」と聞いて、現存のグラフィックに少し手を加えた程度で安っぽい事件を作ったのだろうな、と思ってしまっていたのだ。

 ところがその予想は間違っていた。

 シナリオ自体が未プレイということもあったのだろうが、5話だけで1~4のプレイ時間をはるかに超えてしまった。それに加えてゲームシステムにも改良が施されている(DSならではのムービーでの証拠提出、タッチスクリーンでの指紋採取など)。

 証拠品を自在に動かしていろいろな方向から調べられるというシステムには感心した。これ以上の進化はないのではないかと思っていた逆転裁判のシステムをかなり動かしたのではないか?(3以降は未プレイなので、導入済みだったら申し訳ない)

 「逆転裁判」を未プレイの人はもちろん、プレイ済みの人にも自信を持ってオススメできる。ちなみに逆転裁判GBA版の全シナリオをクリアしている人は、同時にDSにカートリッジをセットすることによっていきなり5話をプレイすることができるようになっているらしい。この辺りの配慮もさすがというか、憎らしいではないか。

タグ , . ブックマークする パーマリンク.

Tatsuya/spyral について

アラフォー雇われ機械設計技術者。 試作・工作機械・航空機・自動化ラインなど広く浅くやっております。 岡山県在住。大阪、名古屋に在住歴。 熱しやすく冷めやすい、広く浅いオタクです。 二次元ではない嫁を探しています。結婚しました。 ガジェット、カメラ、Android、プラモ(AFVほか雑食)、フィギュア造形、に興味があります。3DプリンタはZortrax M200、Photon所持していますが大抵遊ばせているのでご依頼いただけれれば出力可能。 フィギュアの造形できないけどなんとなくワンフェス・ガレキ勢。 読書目標は100冊/年。(永遠の課題)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください