コミックス夜は短し歩けよ乙女 第1集【AA】は、コミック版「時をかける少女」も描かれた琴音らんまる氏によるもので、コミック情報では『本屋大賞第2位の大傑作が早くもコミカライズ!』。裏表紙の内容紹介は『大学のクラブの後輩「乙女」に恋をした「先輩」は、なんとか彼女の目に留まろうと日々苦心。今日も京都のまちは騒動勃発、コミカルラブファンタジー!』で、オビの謳い文句は「キュートでポップな片想いストーリー!」。
森見 登美彦さんが手掛けた小説「夜は短し歩けよ乙女」のコミック版が初年エースアサルト、少年エースに掲載され、3月24日には単行本一集[AA]も発売となっていました。
冗談のような話ですが、未読RSSを消化しながら、小説版「夜は短し歩けよ乙女」を読んでいたところにこの記事を読んだので、コーヒー吹きそうになりました。しかも読みながら「これ漫画化しても面白そうだな」とか考えてた私はカンが鋭いか、かなりのバカでありましょうな。ただ知るのが遅かっただけなのですが。
それにしても直木賞候補作をコミカライズしてしまうとは、さすが角川書店、いや恐るべしと言うべきところでしょうか。
まだ原作は半分しか読んでいないのですが、ファンタジーというか、ちょっとだけ超常的な事が日常に入り込んできたような雰囲気で、それがまた細やかに描かれる京都の町並みと似合っていて不思議な色合いを醸し出しているのです。
「漫画化できそうだ」とは申しましたが、本当に行うとなるとかなり難しいと思います。どこまで原作の興趣を壊さずに作り上げることができるのか、期待してカートへ。
#それにしても、自らの情報を仕入れる遅さに絶望してしまいます。漫画関係はAmazonと上記2Blogぐらい(発売後に手に入る情報が多い)しか見ていないのでどうしても後手後手になってしまいます。どなたかいい情報入手先をご存じなら教えて頂けないでしょうか。
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変わった文体で書く若い人の登場か?
なんだか懐かしい感じがして…
衒学的でレトロポップ
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