第07講 なんだかりりしいミント君


第七講 なんだかりりしいミント君

ミント君はその美しい毛並みで知られるヨークシャーテリアという犬である。
なんでも彼のじいちゃんはコンテストで優勝(?)したこともあるという、
実はちょっと由緒正しい犬であったりする。
だが、あまり毛の手入れが行き届いていないせいか、
ミント君は毛がのびると毛が絡まってしょうがなくなる。
そこで最終手段の登場だ。そう、毛を刈るのである。
犬といえどもちゃんと美容院(?)がある。
しかも値段が人間様より高いというのはどういうことか。
ほんと、どうにかしてほしいありさまである。
ミント君は毛が長いほうがかなりらぶりーなのだが、毛が長いと
目に毛が入ったりしてあまりいいことはない。

この写真は毛を刈った後のミント君であるが、いつものミント君とはかなり違う。
全体的に印象は細くなった感じであろう。それでいて引き締まった感じ。
しかも扇風機の前でこのポーズ。りりしい。これでこそ犬!のポーズである。

第七講 終了

第06講 ものほしそうなミント君


第六講 ものほしそうなミント君

これは彼がまだ若いころの写真である。写真にも少しその幼さが見て取れる。
この頃のミント君は興味津々真っ盛り。なんでも不思議に思います。
特に彼が前足をかけているテーブルの上は彼にとって未知なる世界。
その上には上ることも、また足をかけることも許されず、彼はきっとそこに
何があるのか不思議に思っていたに違いありません。

きっと彼は写真手前にあるなんだか白い物体に惹かれているのでしょう。
それにしてもなんという顔をしているのでしょうか、彼は。
なんとも情けないようなそれでいて愛嬌のある顔です。
その顔に思わず見とれて説教を忘れていると、いつの間にやらテーブルの上に
登っています。もちろんこればかりは怒らなければなりませんが。

どうやら彼にとっては、自分の家もまだまだ未知の世界に満ちているようです。
今日もまた、ミント君はいろんな冒険を繰り返しているのでしょう。

第六講 終了

第05講 おすましミント君


第五講 おすましミント君

ミント君は犬なのでいつもは服を着たりしませんが、
彼は一着だけ服を持っています。
冬の寒い日に出かける時とかこれを着せることがありますが、
ミント君はあまりお気にいりではない様子。
着せようとすると嫌がって噛み付いてきます。
それでも無理矢理(!!)着せると、なんとまあ
ラブリーなことでしょう!!
あまり防寒性はないように思われますが、それを補って
なお余るこのラブリーさ。たまらんなぁ。

第五講 終了

第04講 帰りを待つミント君


第四講 帰りを待つミント君

ミント君はとてもさみしがりやなので、昼寝をしていても
玄関で誰かが帰ったような物音がすると、飛んで行きます。
そして一体誰が帰ってくるんだろう、と待ち続けるのです。
たまに、誰も帰ってないのに聞き違えて玄関へ行ってしまうこともあります。
それでも誰か帰ってくるはずだと待っているミント君なのでした。
あるいは俺がミント君をからかって「誰か帰ったよ」と言うと、
ミント君は不思議そうな顔をしながらも玄関に走って行きます。
そんなミント君を馬鹿らしいながら愛らしいと思う俺は、
「嘘、嘘」とばらしてやります。
するとミント君は残念そうな顔をしつつまた眠りにつくのでした。

この前俺が帰省してまた大阪に帰った時、ミント君は俺の帰りを玄関で
このように待っていたそうです。今日も待ってくれているのでしょうか。

多分もう帰ってこない事を悟って縁側で寝ているのでしょう。
いつか帰ってくる俺の夢を見ているのかもしれません。
って自意識過剰?でもいいのさ。ミント君はラブリーわんわんだから。

第四講 終了

第03講 拡大ミント君


第三講 拡大ミント君

一瞬ぬいぐるみと見紛うほどのこの可愛らしい目は何か!?
もちろんミント君である。いつもこんなに輝いているわけではないが、
なんだか写真のブレ具合がちょうど良くて、こんなにらぶりーな写真が
撮れてしまいました。それにしても可愛いのお・・・・・

そんなミント君であるが、実は結構カメラ好きな面も。
カメラを向けると気のせいかもしれんがポーズをとる!?
最近じゃデジカメのフラッシュのせいでカメラを向けるだけで
ビックリしてこっちを向いてくれない。残念だ。

ミント君、今ごろ何をしているんだろうか・・・・・
ホームシックならぬペットシック中の俺だった。

第三講 終了

第02講 眠るミント君


第ニ講 眠るミント君

御覧のとおり、彼の寝顔である。
俺の食卓用椅子に座って眠っている。
人様の椅子に座るとは何たる事!!
と思うが、彼はこうやって寝る事が多い。
人がいれば人のそば、あるいはひざの上で寝る事もある。
この前帰省した時には朝俺が起きると隣で寝ていた。
潰さないでよかった。
しかし飼い主の俺が言うのも何だが(親バカ?)、良い顔であろう。
毛の手入れがなってないのが難点だが、
それを差し引いてもありあまるラブリーさである。

とまあほめちぎっても所詮は獣、もののけである。
あまり頭のほうは良くない様だ。
それでもとりあえず「お手」くらいは出来る様になったが
こっちが何か食い物をもってないとしないのは意地汚い。
そんなミント君をもう一度散歩に連れてくまで俺は死ねない。

第ニ講 終了

第01講 おもちゃで遊ぶミント君


とりあえず彼の紹介でもしよう。
犬種は「ヨークシャー・テリア」。結構人気の種類である。
彼、というからにはもちろんオスで、それでいて愛らしい。
名前はミント。この名の由来は・・・・・秘密である。
我が実家に来たのは98年の3月ごろだった。
最初犬を買うことに俺はひどく反対していたのであるが、
今では一番のお気にいりのミント君である。
それゆえ、俺が大阪に来る時はかなり寂しかったのも事実である。
たった一年のつき合いだが、ペットがこんなに可愛いものだったとは。

第一講 おもちゃで遊ぶミント君

久々に実家に帰ったとき、俺がミント君お気に入りの変なおもちゃで
遊んでやったときの写真である。我ながらうまく撮れた。
何故か彼はピンク色のおもちゃが好きだ。
廊下へ投げてやるとちゃんと俺のところへもって帰るが、
最初のスタートがかなりフライングだ。
投げる前からかなり投げる方向へ走ってしまっているため、
すぐに追いつく(というかすでに落下地点にいる)。
なので俺はたまにフェイントをかけてやるのだ。
こっちに投げると見せかけてあっちへ投げる。
するとミント君は慌ててあっちへ走っていくのだった。

第一講 終了